中連窓を優雅に見せる演出スタイル－F様邸 ➁

中連窓（腰高窓）に対して、あえて床まで届く丈のカーテンを選び、空間をより広く、そして優雅に見せる演出を実現しました。通常であれば窓のサイズに合わせてカーテン丈を決めることが多いのですが、今回は窓際に家具を配置しない前提で、あえて床までの長さにするという提案が採用されました。

このスタイルを美しく成立させるために、リフォーム段階から設計士の先生と綿密に打ち合わせを行い、カーテンレールを設置するためのスペースを確保。天井面とのバランスや、カーテンのたたみ代が邪魔にならないよう細かな寸法調整も行いました。その結果、カーテンがすっきりと美しく納まり、上質なホテルライクの空間が実現。

さらに、ヨーロッパ製の上品なタッセルをアクセントとして取り入れることで、シンプルながらも個性と華やかさをプラスしました。素材感や色味も空間にぴったりとマッチしており、お客様だけでなく設計士の先生からも「思っていた以上の仕上がりです」と大変ご満足いただきました。細部にまでこだわることで、空間の印象が大きく変わる好例となりました。